スイス、バーゼル大学での博士課程学生の募集について
バーゼル大学Biozentrum所属の研究者の納庄と申します。
この度、私の所属するKnut Drescher研究室で新たに博士後期課程の学生を募集することになったので周知させていただきます。
対象としているのは修士号を有するor今年度末に取得予定で、来年度から博士課程を開始できる学生になります。
スイスは治安も良く、高い物価に十分対応できるだけの給料が博士学生でももらえるので、日本人にとっては快適な環境です。
当研究室は主に微生物、特にバクテリアのつくるコミュニティ(コロニーやバイオフィルム)を研究対象にしており、次世代シーケンサーや共焦点顕微鏡を利用した解析を主に利用しています。
https://drescherlab.org/publications.html
当研究室では、日本の意欲ある学生の応募を特に歓迎しており、英語が多少できなくとも研究者としての技術・勤勉さを非常に高く評価してくれる環境ですので、英語にあまり自信のない方でも尻込みすることなく応募を検討してみて下さい。また生活費などの金銭的援助は充実しているので、奨学金がないなどの心配は無用です。
応募を検討される方は以下の公募詳細ページ(英語)をご確認ください。
https://www.biozentrum.unibas.ch/open-positions/detail/phd-student-molecular-microbiology-of-bacterial-biofilms
募集の概要
研究室: バーゼル大学Biozentrum, Knut Drescherグループ
月給: 約3600 CHF (約60万円/月)
期間: 博士課程3-5年, 修士課程修了後随時
応募締め切り: 2023年10月20日
経験・スキル: PCRやクローニングなどの基本的な分子生物学実験ができ、バクテリアなどの微生物を扱える人物が好ましい。
研究テーマ: 次世代シーケンサーや共焦点顕微鏡を用いたバクテリアコミュニティの解析が主ですが、本人の希望も考慮します。
もし日本語で質問等があれば私の方まで気兼ねなくお尋ねください。
納庄 一樹: kazuki.nosho[at]unibas.ch
[ 23.09.20 ]
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