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2023年度(前期) 東京農業大学生物資源ゲノム解析センター 「生物資源ゲノム解析拠点」共同研究公募

2023年度(前期) 東京農業大学生物資源ゲノム解析センター
「生物資源ゲノム解析拠点」共同研究公募要項

東京農業大学生物資源ゲノム解析センターは、 生物資源ゲノム解析拠点として2019年4月に共同利用・共同研究拠点の再認定を受けました。本拠点では、本学教員との共同研究課題において、次世代シーケンサーを用いた遺伝情報解析研究を推進し、農学分野を中心とした新たな研究の展開を目指します。

以下の要領で、共同研究を公募します。

ホームページ: http://www.nodai-genome.org/gabase/index.html

※なお、本公募に関する説明会をリモート形式によるオンラインで実施する予定です。日程・参加方法等の詳細はホームページをご確認下さい。

1. 対象となる研究テーマ
次世代シーケンサーを利用した新しい農学研究分野を開拓するための共同研究。

2. 申請資格者
申請をおこなう研究代表者は、国公私立大学、公的研究機関および民間企業等に所属し、当該分野の研究に従事する教員・研究者(学振PD研究員も含む)とします。また、科研費等で雇用された博士研究員も研究代表者として申請することは可能ですが、採択通知後に所属研究室の代表者の承諾書を別途ご提出していただく必要があります。なお、大学院生・大学学部生が研究代表者として申請することはできませんが、研究メンバーとして参加することは可能です。

3. 研究期間
2023年4月1日〜2023年10月31日 (予定)

4. 課題区分
以下のとおり、2区分を設定します。どちらも次世代シーケンサー活かして農学分野を中心とする課題とします。

一般課題: 次世代シーケンサーの実績有無は問いませんが、自身の研究を発展させ、成果に結びつくことが期待される研究課題。

挑戦的課題: 新奇アイデア課題枠(特に若手研究者を優先)として、過去の研究実績に囚われず、新しいテーマに挑戦する研究課題。申請書では、挑戦的であるポイントが農学的側面、農学におけるゲノム科学的側面、アイデア重視の原理実証的課題など、どのような観点においてであるかを明確に記載すること。

なお、一人の代表者が、両区分に申請することは可能ですが、採択となる場合は一方のみとなります。また、申請者による優先順位設定はできません。

5. 申請方法
(1) 申請書(研究計画書を含む)の各様式は、本ページのリンクからダウンロードしてご使用下さい。なお全ての記載項目が審査の判断材料となりますので、提出の際は、記入漏れ等の不備が無いことを十分にご確認していただけますようお願いします。
・一般課題 :様式1 共同研究申請書(一般)、別表1 研究計画一覧表
・挑戦的課題:様式2 共同研究申請書(挑戦)
また、以下を参考のうえ申請書を作成して下さい。なお、ご不明がある場合は、本公募要項の最後に示すオンライン説明会にご参加いただくか、センター宛お問い合わせ下さい。
・各シーケンサーのパフォーマンス、申請書作成に当たっての注意点、解析規模の目安、過去に実施した解析の規模(RNA-seqの場合)
  http://www.nodai-genome.org/gabase/detail.html
・過去の採択課題一覧
  http://www.nodai-genome.org/gabase/list.html
(2) 申請にあたり、共同研究者となる本学教員を記入頂きます。当該の教員と事前に研究計画・体制の詳細を打合せのうえご申請ください。また、当該の教員から、共同研究の承諾について当センター宛てにメールを送って頂くよう依頼して下さい。(件名:2023年度(前期)申請承諾、本文:以下の共同研究申請について承諾します。課題名と代表者所属・氏名をお書き下さい。)なお、本学共同研究者に関してご相談がある場合は、2023年1月13日(金)までにお願いいたします。
(3) 本公募では、39歳以下もしくは学位取得後8年未満(産前・産後の休暇、育児休業の期間を除く)を「若手研究者」とします。申請者および共同研究者の中に該当者が含まれる場合には標記して下さい。さらに、申請者で次世代シーケンサーの経験がない場合、こちらも併せて標記して下さい。(申請書(一般・挑戦)項目申請者(研究代表者)および項目2)
(4) 次世代シーケンサーを受託するサービスが増えてきています。課題が採択された場合には経費支援も含まれますので、それらを利用せず、本拠点を申請する理由を共同研究内容の視点から記載して下さい。(申請書(一般)項目3)
(5) 以前に採択課題があり、申請時点で学術論文として成果報告をされていない場合は、それに関する進捗状況と今後の予定を詳細にご記入ください。(申請書(一般)項目6)
(6) 挑戦的課題枠では、研究内容の斬新性を重視します。研究全体の背景と目的、研究計画・方法等、農学分野への貢献を含め、過去の研究実績に囚われない新しい発想をテーマにした課題であることが分かるよう1ページ(ページ数の追加は自由)で記載して下さい。(申請書(挑戦)項目3)
(7) 採択にあたり、研究内容、組織等についてこちらからご提案や、条件がつく場合があります。例えば、申請に含まれていない研究者との共同研究提案などがあります。

6. 申請書提出期限
2023年1月23日(月)まで(必着)にPDFファイルに変換して下記宛にメール添付でお送り下さい。
E-mail: kyoten-g@nodai.ac.jp
件名に「共同研究申請:代表者氏名」とお書き下さい。
  ※なお、印刷された書類による提出は不要です。

7. 採択結果
審査は運営委員会において行い、2023年3月下旬ごろに、申請者へ内定の通知を行う予定です。その後、各種条件等を確認の上、最終的に採択となります。なお、採択については、本学の予算の確定により、件数等の変更が起こる可能性があります。

採択予定数: 一般課題 10件程度   
挑戦的課題 2件程度(採択無しの場合もあります)

審査においては、

 1.研究テーマ、目的の新規性、重要性、独創性
 2.研究テーマの農学分野との関連性
 3.実験計画が目的達成につながる内容になっているか
 4.サンプルの準備状況(採択の場合、想定通り準備が可能であるか)
 5.予算の妥当性(3.とも関連)
 6.継続の場合、継続の必要性、発展性

を中心に判断を行いますが、最終的に以下の観点を優先的に考慮した採択も数件行う予定です。

・新規申請者(特にNGSの未経験者)
・若手研究者(研究者が所属するグループの状況も加味することがあります)
・研究資金が限られている(申請と関係が無いプロジェクトでの取得、あるいは申請者が所属する研究グループでの取得状況も加味することがあります)
 ・NGSを用いた新規手法開発を目的とする課題

一方で、採択の優先度が下がる可能性がある場合として、以下が含まれます。

・過去に複数回の採択実績がある場合
・過去に採択された課題の成果が未発表の場合
・多くの競争的資金を得ている場合
・本学の特定の共同研究者に採択が偏る場合

8. 共同研究報告書の提出
採択となった研究課題の研究代表者は、研究終了後に最終報告書を所定の書式で提出していただきます。

9. 研究成果発表と情報公開
(1) 研究代表者・採択課題名については、ホームページ上などで公開します。また、年度末に当センター発行のニュースレターにて研究紹介をしていただきます。
(2) 採択研究課題の成果発表については共同研究による成果として、本学教員、センター研究員を共著者として頂きます。成果のマスコミ等への掲載についても同様となります。またその他、拠点のシンポジウム、広報等にご協力いただきます。
(3) 論文や学会発表等においては、本拠点の利用について謝辞への記載をお願いいたします。

10. 知的財産権の取り扱い
東京農業大学知的財産関連規則等を準用します。

11. 個人情報の取り扱い
お送りいただいた個人情報は審査に関わる目的以外には使用しません。

本公募における共同研究を検討される場合の問い合わせにつきましては、末尾にあるメールアドレスにお願いいたします。

なお、2022年12月27日から2023年1月5日は大学業務休止期間のため、問い合わせへの対応はできませんので、予めご了承ください。

連絡、書類送付先
東京農業大学
生物資源ゲノム解析センター
事務担当宛
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1−1−1
TEL 03-5477-2719, FAX 03-5477-2377
E-mail: kyoten-g@nodai.ac.jp(できるだけE-mailでお願いいたします。)

[ 22.12.06 ]


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