会員からの情報

ポスドク、および、博士課程学生の募集について

スイス、バーゼル大学附設バイオセンターのUrs Jenal研究室では、ポスドク1名、博士課程学生1名を募集しています。

Urs Jenal先生は私の留学時代(2011-2017)の恩師です。
Jenal研究室では細菌の増殖やふるまいを制御するシグナリングに関する先端研究を行なっています(https://www.biozentrum.unibas.ch/research/researchgroups/overview/unit/jenal/)。
特に細菌のセカンドメッセンジャーcyclic di-GMPシグナリングに関する研究で世界をリードしており、近年の研究成果はNature(2015年)、Science(2017年)などにも掲載されております。
また、最近は薬剤耐性機構の一つであるパーシスターに関する研究にも力を入れています。
今回の公募では、緑膿菌のToxin/Antitoxin systemに関するプロジェクトに参画する若手研究者・学生を募集しています。
ラボにはドイツ、フランス、イタリアなど様々な国からポスドクが参画しており、国際色は豊かです。
また、バイオセンター内に設置された様々なファシリティ(microscopy, flow cytometry, proteomicsなど)が研究活動を支援します。

研究所のあるバーゼル市はスイスで3番目に大きな都市で、フランス、ドイツとの国境に面しています。
また、バーゼルはノバルティスやロシュなどの本社があることでも知られています。
市内の治安は大変よく、男女問わず安心して生活することができます。

もし本件についてご興味のある方がおられましたら、英語の公募情報をご確認の上、Jenal先生(urs.jenal(at)unibas.ch)にコンタクトをお取りください。
あるいは、九大薬の尾崎(shogo.ozaki(at)phar.kyushu-u.ac.jp)にご連絡いただければ、喜んでご相談に応じます。
なお、公募情報は下記のリンクから確認できます。
学生募集:https://www.biozentrum.unibas.ch/open-positions/detail/?tx_x4ejobs_pi1%5BshowUid%5D=233&cHash=1b15db3febc497a309a1addf574da9f6
ポスドク募集:https://www.biozentrum.unibas.ch/open-positions/detail/?tx_x4ejobs_pi1%5BshowUid%5D=234&cHash=69a34b9f85f828ae652f3831b7a250f0

よろしくお願いします。

九州大学大学院薬学研究院
分子生物薬学分野
尾崎省吾

[ 19.10.21 ]


  一覧に戻る  

PAGE TOP