ご挨拶
第7回日本ゲノム微生物学会年会を2013年3月8日(金)~10日(日)の3日間、長浜バイオ大学(滋賀県長浜市)にて開催いたします。 本会は、微生物科学に関する基礎から応用までの広範な学問領域の研究者の参加により、我国のゲノム微生物研究の更なる振興を図るとともに、若手研究者の育成を行うことを目的としています。
主な研究トピックスは以下の通りです。
- 新規微生物ゲノム配列の決定と解析
- 微生物ゲノムの機能・進化の情報学的研究
- 微生物ゲノム・遺伝子システムの機能解析
- ゲノムを基盤とした微生物の有用活用の研究
- 微生物ゲノムと細胞の動態の研究
- メタゲノム研究、環境微生物研究
- ゲノムを基盤とした病原性の研究
微生物ゲノムの研究は、シークエンサーの革命的とも呼べる進歩と共に急速な発展を遂げており、若い学 問領域としての特徴を益々明らかにしています。新しい多様な実験や大量情報の解析技術については、教員が教えらえることは少なく、むしろ若い研究者・ポストドク、大学院生・学部生等が主体的に学び、教員の 微生物に関する専門知識と組み合わせて新規発見を行う、魅力的な分野となっています。この様な分野では、若い世代が大学や研究所の壁を越えて情報や知識交流を行うことが必須であり、ゲノム微生物学会は正にこの情報交換や人的交流のための重要な場となっています。長浜年会においても、この点を意識した企画 を立てたいと考えております。奮ってご参加下さい。
SGMJ2013大会大会長
第7回日本ゲノム微生物学会年会 年会長
池村淑道(長浜バイオ大学バイオサイエンス学部/研究科)