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日本ゲノム微生物学会第1回年会が,3月1〜3日,かずさアカデミアホールで開催されました.年会は小笠原直毅集会幹事が年会会長となり,準備を進めてきましたが,昨年までの微生物ゲノムワークショップを大きく上回る,連日300名近い参加者があり,最終的には,招待講演者2名,一般会員176名,学生会員61名,一般非会員57名,学生非会員12名,賛助会員37名,計345名が参加しました.年会では,学会の発足を記念する5特別講演に加えて,新規ゲノム配列の決定,細菌ゲノムの機能解析,細菌ゲノムと細胞の動態,真核微生物のゲノム研究,メタゲノム研究という5セッション,計33題の口頭発表と,102題のポスター発表が行われ,微生物医学,応用微生物学,環境微生物学,基礎微生物学というような既存の学会の枠を越えて,ゲノム情報を共通の基盤として,微生物研究者が一堂に会し,最新の研究成果を交流する場となりました.

お知らせ: 2008年年会は,2007年に引き続き奈良先端・小笠原直毅会員が年会会長となり,大阪大学吹田キャンパスのコンベンションホールで,3月6〜8日に開催予定です.

微生物ゲノム研究とは

微生物のゲノム配列決定が全世界で飛躍的に進みつつあり,2005年までに300を超える微生物の全ゲノム配列が解読されている.配列解析の技術の一層の高度化が今後も予想され,それに伴い微生物ゲノム配列の解読は一層加速されるであろう.また,ゲノム配列解読プロジェクトの進展により,比較ゲノム研究,ゲノム進化研究はもとよりトランスクリプトーム解析,プロテオーム解析,そしてメタボローム解析と新たなゲノムワイドな研究手法が微生物研究にも導入されつつある.その結果,微生物研究は新しい局面を迎えており,その戦略と課題が大きく変わりつつある.

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